予防医学豆知識

夏の「内臓冷え」自律神経の調整機能低下!!

07月04日

東洋医学では万病のもとと言われる冷え。以外なことに夏でも悩まされる人が増えています。この季節に注意すべきは「内臓冷え」です。意外と気づきにくいものですので注意が必要。

近年、真夏の暑さが厳しさ増し、熱中症対策で過剰摂取しやす野が冷たい飲み物や食べ物、これは内臓・胃腸を直接冷やすことになります。また外から冷房がよく効いた空間に入り、汗が引いても薄着のままでいると、やがて体は芯から冷えてきます。

かなり温度差がある屋外と屋内を何度も出入りすると、自律神経が乱れて体温調整が追いつかなくなると指摘されています。

食事・運動で生み出された熱は血液と主に全身に運ばれ、体温を一定に保つために、血管を拡張または収縮させて血流をコントロールしているのが自律神経です。

内臓冷えはこの働きがうまく機能しなくなり、内臓に適切な熱が運ばれなくなり、それによりストレスを抱え、下痢なので症状がよく見られる。

ストレスから自立神経が乱れ、手足の末端部で血管の収縮が出来なくなると、内臓に血液が集められず冷えが生じるのです。 

この内臓冷えは、特に男性の間で増えているへのタイプで、健康な状態であれば、深部体温は表面温度より0.5〜1度ほど高い37度前後に保たれていて、内臓の働きを最も活発にする温度だとされる。

これを放置すると、内臓機能が低下、代謝が落ちて太りやすくなり、免疫力が下がり、様々な不調を招く恐れがあります。

これらを防ぐには、夏こそ内臓を冷やさず温める心がけること、血流をよくする生活習慣が大切、人肌より冷たい飲み物・食べ物はなるべく避けるべき。

それと、血流・代謝アップに有効なのはやはり運動、ジョギングやストレッチで心身のリフレッシュ、深呼吸しながら全身を大きく動かすなど擦ろことです。

あとは、夜の一日の冷えをリセットするため。シャワーで済ませずぬるま湯の湯船に30分以上ゆっくり浸かりましょう。

ページトップに戻る