予防医学豆知識

物忘れや不眠、脳過労かも!!

04月03日

パソコンやスマートフォンの使い過ぎで、脳が過度に疲弊している人が増えているという。

その「脳過労」になると、認知症・うつに近い症状がでることがある。リスクを知り、デジタル器具の使い方を見直しましょう。

ここ10年ほどで働き盛りの30〜50代が「もの忘れ外来」を受診するケースが増えていると言います。パソコンやスマホの使用頻度が高まり、文字や写真、動画などの情報過多によって脳が疲弊し、「脳過労」の状態になっているのが大きな要因と考えられます。

私たちの脳は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を通じて情報を入力し、前頭葉で情報を取捨選択して、整理を行い、言葉や行動として出力しています。

その情報量が過多になると処理しきれず脳がゴミ屋敷のような状態になり、脳過労になるのです。

前頭葉の中に、前頭前野と言う場所があって、思考や意思決定、記憶や感情のコントロールなどをつかさどり、ここが過労すると、単純なミスが増える・物覚えが悪くなる・イライラして怒りっぽくなる・意欲や興味がわかないなどの問題が生じてきます。これらは初期の認知症や抑うつ状態の症状に似ているので注意が必要です。

脳過労を改善・予防するためには、前頭葉での情報処理がスムーズに行われる状態をつくることが大切で、カギとなるのがDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳の回路で、簡単に言えば、ぼんやりしていたり、眠っているときに顕在化し、情報や記憶を整理する役割を果たすのです。脳のメンテナンスです。

仕事でパソコンに向かい、プライベートでも四六時中、スマホを手にするような生活ではDMNが機能する機会が奪われます。

使用目的や時間を限って活用する・トイレや浴室、寝室には持ち込まない、食事中や会話中には出さないお言った工夫で手放す時間を増やし、散歩など単調なリズム運動を行うと、自然とぼんやりした状態、時間ができますので実行しましょう。後、夜の睡眠も十分に取ることも必死です。

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